仮設トイレが設置されるまでの期間、過去の災害時に「トイレパニック」が発生しました。
女性用トイレの大行列はどこの避難所でも発生し、高齢者はトイレまでの往復を躊躇して水分摂取を控えたり、健康面での不安が増大してしまいました。
夜間は灯りがないため女性やお子様がトイレに行くことをためらってしまい、車中泊の人たちのトイレ共同利用もあり、エコノミークラス症候群等の極めて重大な問題が発生する可能性があります。
災害の備蓄というと、水や食料ばかりに意識がいきがちですが、食べたり飲んだりすると当然「出る」わけなので、トイレの備蓄が重要となります。
上下水道が機能しない、仮設トイレもない。こうした状況で水を使わない「簡易トイレを備蓄しておくことが、災害時におけるトイレ事情の重要な要素となります。
特定非営利活動法人日本トイレ研究所のデータによると、熊本地震の発生後9時間以内にトイレに行きたいと感じた人の割合は約78%にも登りました。人命救助、安否確認、水や食料の確保、避難場所の確保が思い浮かびますが、必ずと言っていいほどトイレ対策が抜け落ちます。
いつ起こるか分からない大震災、災害への備えで意外と見落としがちなのがトイレの対策。2016年アンケート(日本トイレ研究所)で備蓄率はわずか17.6%人間が生活する上でトイレは避けて通れません。食料や水だけでなく十分なトイレを用意することが重要です。
【セット内容】サニタクリーン便袋:10枚・受ネット:1枚
【パッケージ】サイズ:幅300×高さ380+ヘッダー50×厚さ45mm 重量:約700g
【カートン】サイズ:幅475×奥行330×高さ365mm セット入数:10セット 重量:約7.5kg
【セット内容】サニタクリーン便袋:20枚
【パッケージ】サイズ:幅280×高さ320×厚さ85mm 重量:約1.3kg
【カートン】サイズ:幅550×奥行325×高さ450mm セット入数:10セット 重量:約13kg
平成29年6月に内閣府より「南海トラフ地震における具体的な応急活動に関する計画」の改訂が発表されました。
計画では4日目以降の国の支援と発災から3日目までの各地方公共団体、家庭での備蓄の重要性が重視されています。計画では南海トラフ地震発災後、トイレは5500万回分不足すると予想されています。多大なトイレ不足に対応するため、平時から誰でも簡単に使える携帯トイレ、簡易トイレの準備が非常に重要です。
東日本大震災では平日の午後に発生したこともあり多くの帰宅困難者が出ました。東京都では2013年4月より東京都帰宅困難者対策条例が制定され、企業には施設内で社員の安全を確保し、待機できるように3日分の備蓄を努力義務として定めました。
1日の成人の排尿は1000~1500mlで、5~7回の排尿回数があります。停電や断水の可能性を考えると3日分×社員数分の備蓄が必要となります。
非常時だけでなく、アウトドアや車内でも有用なサニタクリーン便袋。内側に高速吸水凝固シートが接着されて一体化されているので、「大」でも「小」でも漏れたりすることがありません。大人1~2回分の吸水力があり、用が終わった後は袋の上部を切り取り結びヒモとして使用いただけます。またより使いやすく袋のデザインを一新しました。実際に目で見て触って実感していただきたくサンプルを用意しました。下のサンプル希望ボタンをクリックしていただき、総合サービスのウェブサイトより「本ページを見た」と記入いただき申し込みください。
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