災害や風水害に感染症の流行が重なることで、これからの避難は分散が求められます。
2020年以降、新型コロナウイルス感染症が蔓延し、その状況下でも地震や水害は待ってくれません。「複合災害」について考えてみましょう。
1.「地震」and「風水害」×「感染症」
今までの避難は「地震」or「風水害」と考えられていましたが、これからは「地震」and「風水害」×「感染症」となってきます。
地震や風水害に感染症のパンデミックが重なると、いままでの密な状態は避けなくてはなりません。
特にトイレの衛生状態は深刻で、以前の災害では断水などが起こると、衛生環境を良好に整えることは容易ではありません。
特に不衛生なトイレ環境は感染症の温床になることが考えられます。想像しただけでも様々な問題点が浮かび上がってくると思います。
2.感染症に対応した避難所 ~ 避難所運営 対 感染症Ver ~
新型コロナウイルス感染症に対応した避難所レイアウトを把握し災害に備えましょう。
「一般避難者」と「発熱者等」「濃厚接触者」「要配慮者」「妊産婦」が滞在するゾーンが明確に分けられていることが特徴です。
しかし災害時の避難所は課題が山積で、停電・断水等で水洗トイレが使えなくなった場合、トイレをどのように確保・管理していくかが今後の課題です。
「避難所等におけるトイレの確保・管理ガイドライン」では、災害時のトイレの確保・管理計画を作成し、実効性のあるものにすることが求められます。
~ 複合災害についてのポイント3つ ~
① 複合災害…地震や風水害に加えて、感染症が加わる災害のこと。
② 「下水道」「上水道」「電気」いずれかの不調で、トイレは使えない。
③ 風水害でも水洗トイレは使えなくなる。
3.複合災害対策のポイント “在宅避難”
災害時のウィルス感染症まん延防止策として分散避難が推奨されています。
感染症拡大のリスク軽減させるためにも“在宅避難”や“車中避難“等も考慮に入れて対策していく必要があります。
感染症は感染者との接触や接触したものを触れることにより感染します。
避難所は、人と人とが近く、述べた状況に近くなり、通常の避難時と比べてもかなりのストレスとなります。
災害後で自宅や車の安全が確認できれば、避難所以外での避難のほうがより安全といえます。
4.複合災害時のトイレ対策
これまで、感染症まん延時の対策をご紹介してきましたが、それでは、実際、複合災害が発生した際のトイレ対策はどのようなものを用意しておけばよいのでしょうか?
避難所はもちろん。
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